ニュースレター 鈴木織江 vol.18- 2025年6月発行
オリエ先生のニュースレターをアップします
こんにちは。水曜日に施術を担当させていただいていますスズキオリエです。
アクティベーター・メソッドでは、日常の動きに関わる筋肉や関節が動かしやすくなるように、神経系のネットワークが改善するお手伝いをしています。
施術の後にみなさんに行っていただきたいことは施術まえよりも動きが改善されていることを活かして、もう少し動かせるようになっているなーとその動きを味わっていただくことです。それは、脳幹や脳、脊髄からの指令と筋肉や関節の動きが連動している回路を強化することにつながります。
まず、自ら動かすことで、脳神経系→関節や筋肉の動きは連絡の偏りが調整されて洗練されて強化されていき、より楽な動きが構築されていきます。
たとえば、動かせる範囲で動かしていただく→よちよちくらいで歩く→腕をふってみたらどんな動きがふつう?痛みで走れなかったから走ってみる?と考えがちですが、走るのはもう少し先のステップで、まずは小さな負荷から始めてください。
走るより小さな負荷といえば、歩くこと。早歩きではなく、ゆっくり丁寧に歩くことからです。痛みを感じていた関節や靱帯筋肉に小さな小さな負荷をかけることから始めていきます。
実は、負荷の質よりも大切にして欲しいポイントがあります。それは、関節の中間位から始めること。中間位は関節が最も自然で周囲の筋肉や関節に負担がかからにくい状態、関節や靱帯筋肉がリラックスして、スムーズに動きやすい位置です。
たとえば、四股踏み→左右の坐骨→左の状態から始めていきます。右に動くと反対側の、よく動かせる関節の動きを参考にすることもお勧めです。左の膝が痛ければ、右の膝の動きを中間位で観察して感じてみてから、右を少しずつ動かしてみると実感が深まります。
状況は異なりますので、細かなことは施術の際にお伝えすることで、ぜひ参考にしてくださいね。