発達障害
当センターでは、脳バランスインテグレーション療法というテクニックを用いて発達障害のケアを行います。
Brain Balance Integration Therapyは、脳や神経系の症状を薬物療法を行わず治療をする新しい分野である機能神経学の理論をを元に、アメリカで研究・開発された新しい治療プログラムです。
30年以上にわたって子供の学習障害の克服をサポートしてきた、ロバート・メリロ博士(https://www.drrobertmelillo.com)によって考案され、発達障害ばかりではなく幅広い脳関連の障害を持つ患者さんを治療するための総合的なアプローチ法として確立されました。
Brain Balance Integration Therapyが得意とする発達障害には、自閉症スペクトラム障害、広汎性発達障害、ADHD(注意欠如多動性障害)、強迫性障害、失読症、アスペルガー症候群、トゥレット症候群、双極性障害、その他の精神障害、注意障害、行動障害、学習障害(読字障害・書字障害)などがあります。
この革新的なアプローチは、食事と栄養のカウンセリングおよび生活習慣の変更と組み合わせて、脳と身体のバランスを整えることによって小児期または成人の、神経機能障害全体に共通する根本的な問題の改善を目的としたものです。
脳科学の新しい発見
左右の脳はそれぞれ違う働きをしながら外界の変化に適応するために働いているため左右脳のコミュニケーションのタイミング、リズムなどの調和がとれていることが大切
左右の脳の発育には時間差があり0 ~2歳までは右脳の発育が優位、約 2~3年おきに優位性が交替して 13歳位までで大人と同し大きさになる
その発育がバランスがどこかで崩れることで、左右脳の発育バランスやコミュニケーションに不調をきたし、運動、行動、社会性、学習能力等に問題が出てくる
Brain Balance Integration Therapyのエビデンス
Disconnected Kids, Dr. Robert Melillo 2015
2013年に実施された、150人以上の子供達を対象に行われた後の追跡研究では、3ヶ月間のブレインバランスプログラムを実施したADHDの子供達と、同じハンディキャップを持っているブレインバランスプログラムに参 加しなかったADHDの子供達を比べてみると、Dr.リー シュマン、この研究を進めた責任者がこうまとめてる。「治療を受けた子供達すべてにおいて、2学年以上の明 らかな学業の向上が、数学的推論を除くすべての成績において見られた。」
そして彼らは「アセスメントテストにおける異常行動、そして多動行動の明らかな減少が見られた。」というこ とであり治療を受けなかった子供達は、基本的に変化なく以前と同じ状態であった。
エビデンス2
何千人ものブレインバランスプログラムを終了した子供達の実証証明に加えて、ここ数年でたくさんの科学的研究が、私と私の同僚によって、そして他の研究者たちの間 で行われている。そしてそれらすべてがブレインバランスプログラムの有効性を立証している。
2009年、『Disconneted Kids』の初版を発行した直後に、私は同僚と共に、非営利団体 Children’s Autism Hope Projectを立ち上げた。その団体では子供の神経障害の研究 に専念しており、数多くの神経障害関係プログラムやその治療法の効果についての研 究、及び出版を行った。
それにはブレインバランスも含まれている。それから私の同 僚であるゲリー・リーシュマンMD、PhD、と私は、12を超える数の研究論文を出版し、少なくとも6以上の、FDSについて、そしてFDSがどのように自閉症、ADHD、失 読症、そしてその他の多くの神経障害に関連しているかについてのチャプターを、専 門誌などに書いてきた。
はじめの頃の研究の一つが、International Journal of Adolescent Medicine and Healthに掲載されました。その研究は、ブレインバランスに在籍した子供達の中で、ランダムに選択をした、それぞれ事前にADHDとすでに診断されている60人の子供の追跡調査である。
それらの子供達は、我々の特に右脳に集中させたマルチモーダル (様々な感覚運動システムの複合)刺激を、3ヶ月間に及び受けさせるセラピーを行 いました。
研究の終わりの頃には、プログラムに在籍するすべての子供が、機能が低 下している脳領域の1つ以上の領域で向上が見られ、85%の子供が複数の低下領域 で、明らかな統計的な向上が見られました。
約60%の子供が複数の学業診断などで、 少なくとも2学年レベルの学業成績の向上が見られ、35%が4学年レベルの学業成 績が向上した。最も強い印象を受けたのは、82%の子供達が、ADHD用の標準検査によって、もうADHDではないと判断されたことである。
一般的に知られているように、私たちの脳には左右があります。 そして、その左右の機能や役割には違いがあり、お互いに連絡を取り合い様々な情報を交換することによりバランス良く一つの脳として働いています。
しかし、様々な要因によりこの左右の脳の働きにアンバランスが生まれその結果、心や体に多くの影響を与えることがあります。
その脳の働きのアンバランスを見つけ、薬を使わずに本来の自然なバランスに戻すことを目的とした療法がBrain Balance Integration Therapy(脳バランスインテグレーション療法)です。
脳バランス療法は発達障害、及びその予防、そしてお子さんの脳の発育にとって最適な状態を作り出すためにアメリカで科学的に証明された効果の高い療法です。 また脳は自律神経の中枢でもあることから、自律神経失調、免疫異常、各アレルギー疾患などの症状とも関係があることがわかっています。
そのことから、Brain Balance Integration Therapyによって脳のバランスを調整することにより、下記のような様々な症状が変化する可能性があります。
BBIT®(Brain Based Integration Therapy/脳ベースインテグレーション療法)とは
BBIT・脳ベースインテグレーション療法は、BBIT代表である吉澤がDr. Melilloのメソッド、米国で学び臨床を行っている機能神経学、栄養学、そして徒手療法等を組み合わせ研究開発を続けている手法である。
BBITでは神経発達症の診断の有無に関わらず、小児及び成人の様々な困りごとの多くは、左右脳の脳部位の発育バランスと深い関わりを持っており、どのようなタイミングでどの脳部位の発育バランスが崩れるかによって、各個人違う様々な形で現れると考えている。
BBITとは、左右脳バランスを独自のアセスメント法で判定し、機能的なバランスが低い脳側もしくは脳部位に、療法士の施術、感覚運動及び認知運動などを組み合わせた複合運動等の刺激を与え、その機能を向上させることで脳全体の機能改善、向上を目指す療法である。
尚、BBITはアメリカの団体等との関わりを持たず、資格認定及び療法の手法等はBBIT独自のものである。
※けんこうカイロプラクティックセンター 代表 岩崎久弥(いわざきひさや)は、BBITベーシックセミナー・アドバンスセミナーを修了していますが、BBIT認定者ではありません。
施術内容
自律神経バランス測定
大学などの自律神経研究機関でも使用されている自律神経バランス測定器で、痛みの原因の一つである自律神経バランスを測定します。
神経学的検査
機能神経学の検査で脳機能を分析することにより、痛みの部位ではなく痛みをコントロールする脳神経系の機能低下部位をみつけ施術をします。
アクティベータ・メソッドでの検査と施術
アクティベーターという振動器で神経を活性化させて、とどこおっている神経からの命令を送るようにします。そうすると筋肉も元気になって関節も骨も正しい位置に落ち着いて痛みが軽くなっていきます。
来院から治療までの流れ
- STEP1 ご予約・ご来店お電話での予約もしくは、インターネットで24時間予約できます。
- STEP2 問診票の記入事前に問診票をお送りします。
- STEP3 自律神経バランス測定痛みの原因の一つである自律神経バランスを測定します。
- STEP4 インフォームドコンセント独自の問診テクニック「魔法の問診」の創設者である院長 岩崎久弥が潜在意識の中にある痛みの原因をチェックします。
- STEP5 動きの検査気になる箇所やお悩みを解決できるように施術を行い、最大限に効果が出るようにしております。
- STEP6 脳神経検査機能神経学の検査で脳機能を分析することにより、痛みの部位ではなく痛みをコントロールする脳神経系の異常ヶ所をみつけ施術をします。
- STEP7 アクティベーター・メソッドによる施術
- STEP8 自律神経バランス効果の確認実際にどれだけ体に変化が起こったのか体感してもらいます。
- STEP9 施術プログラムの作成初診時に治療プログラムを作成して、何回ぐらい来院したらいいのか、健康状態の分析などをまとめてお客さまに渡します。
- STEP10 お会計・お見送りありがとうございました。