年をとれば人は老いる、しかし老いることが病気・痛みをもたらすのだろうか?
お久しぶりです。けんこうカイロプラクティックセンター 院長 岩崎久弥B.C.Scです。
今日のブログテーマは、「年をとれば人は老いる、しかり老いることが病気・痛みをもたらすのだろうか?」です。
干し柿作りをしながら思案したこと
2年前、藤枝市岡部町にある酒屋さんの店先に立派な渋柿をみつけた。
いつか干し柿を作ってみようと思ってから2年後の今年、その酒屋さんで渋柿を購入。1つ100円で3000円分購入
分からないことはなんでも聞くことにしているので、お店の方に「干し柿はどうやって作るのですか?」と聞いてみた。
この作り方の紙をお持ちください。
作り方の紙を下さった。さっそく自宅に帰り、皮むき。
皮をむき、熱湯に5秒つけて消毒(たぶん)して、ビニール紐でへたの部分を結んで干しました。
その時の写真がこれ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こんな風に干しました。
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干し柿は雨が大敵なので、屋根のしたに干しました。
むいた直後の柿は、みずみずしくて固い
干し柿を干しながら考えた事
今まで家庭菜園をしてきた時に、成長を喜んでいたけど、しぼんでいくことに喜びを感じた事ってあるだろうか?
腰痛に関する全国調査報告書(2003年)の文献を見つけました。
男性では、70代の腰痛訴える人の割合は、20代〜60代よりも低くなっています。これは何を意味するのか?老いたからといって痛みに悩まされるといった考えとは全く違った結果です。 一方女性では、70代が圧倒的に痛みを訴える割合が高い・・・・・なぜ? 報告書には、なぜ割合が高くなるのか?という記載はありませんでしたが、もしかすると骨粗鬆症や圧迫骨折などが影響しているのではないかと推測。 話をもとに戻します。 干し柿は、干すことによって水分が抜けて甘みが増します。人は年をとると「丸くなる」とか「角がとれる」といった言葉があるように温厚になるようです。渋が抜けてくるのでしょうか。 私は、渋柿を見ながらそんなことを考えています。自分も年をとる度に渋が抜けて、甘くなれないかと・・・・。https://aissy.co.jp/ajihakase/blog/archives/16878より
柿の渋味の原因は、水溶性のタンニンです。水溶性だけあって口に入れると唾液に溶け、強い渋味を感じます。一方、干し柿に含まれるタンニンは不溶性。唾液に溶けないので渋味を感じることなく、柿本来の甘さを感じることができるんです。 干し柿が甘くなるのは、渋柿の水溶性タンニンが不溶性に変化したため。
干して10日後の柿
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干して2週間後の柿
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かなり水分が蒸発して甘みが増していると思います。 私は、老いが病気や痛みの原因になるとは考えません。もちろん不老不死ではありませんので、人は亡くなります。 干し柿を作ったことで、干し柿のように干せば甘くなるように歳をとれるように健康作りをしてきたいと思うようになりました。 もっともっと甘くなるように歳を重ねていきたいと思います。雨に当たってカビが生えたり、鳥に食べられないように注意も払わないといけないです。干し柿のように甘くなるようにうまく歳をとっていきたいですね。