TMS理論(心因性疼痛症候群)と自律神経バランス
こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です
今回のブログは、TMS理論(心因性疼痛症候群)と自律神経バランスについてわかりやすく説明します。
はじめに
病院で検査しても異常がないのに、痛みが続いている
薬を飲んでも一時的にしか楽にならない
そんな経験はありませんか?
アメリカのリハビリ科医 ジョン・E・サーノ博士 が提唱した TMS理論(心因性疼痛症候群) は、このような痛みの謎を解くヒントを与えてくれます
さらに、現代の研究からは 自律神経バランスの乱れ も密接に関係していることがわかってきました。
ドクター・サーノのTMS理論とは?
サーノ博士は「多くの慢性痛は構造的な異常ではなく、脳が作り出す痛み である」と説明しました。 その根底にある考えはこうです。 ✅️抑え込んだ感情(怒り、不安、悲しみ)が体に現れるつまり、痛みは心のストレスと脳の防御反応が生み出すもの ということです。
自律神経とのつながり
では、サーノ博士の理論と自律神経はどう関係するのでしょうか? ✅️怒りや不安が高まる → 交感神経が優位サーノ博士のいう「脳が作る痛み」は、この自律神経バランスの乱れを通じて体に現れると考えると、非常に理解しやすいのです。
「痛みは心と体のメッセージ」
サーノ博士は、患者に「痛みの本当の原因は身体の構造ではなく心にある」と説明しました。すると多くの患者が安心し、痛みが軽減したという報告があります。 これは、 ✅️「骨の歪みが原因だ」 ✅️「ヘルニアだから一生治らない」 といった恐怖や思い込みが消えることで、自律神経の過緊張がゆるみ、脳の痛み回路が静まったからです。ここからが本題です
けんこうカイロプラクティックセンターのアプローチ
けんこうカイロプラクティックセンターでは、サーノ博士の理論を参考にしながら、以下のような方法で「痛みと心のつながり」にアプローチしています。自律神経バランス測定(TAS9 VIEW)
ストレスや自律神経の状態を「見える化します
アクティベータ・メソッドによる神経関節機能異常(サブラクセーション)の修整
神経系をやさしく調整し、緊張をリセット心理教育的アプローチ
「痛みは脳と心が作っている」という理解を深め、安心感を得るようなカウンセリングとメンタルコーチングを行います。メンタルコーチングは、自分の心の状態や思考パターンを客観的に分析し、目標や課題に向き合うためのスキルや方法を学ぶプロセスです。自分の健康に自信を持ち、精神的に強い自分になりたち方への最適なコーチングです。
これらを組み合わせることで、ただの施術だけではなく、心と体を同時にケアする総合的なアプローチが可能になります。
患者さんの声
「病院で“椎間板ヘルニア”と言われ、ずっと不安でした。
でもこちらで“痛みは脳と自律神経の働きでも変わる”と説明を受けて納得できました。
実際に測定を受け説明をしてもらって、自分のストレスが痛みに影響しているとわかり、気持ちが楽になりました
セルフケアのヒント
痛みを和らげるには、生活の中で「自律神経を整える工夫」も大切です。 ✅️深呼吸や瞑想でリラックス ✅️軽い運動で血流を促進 ✅️睡眠リズムを整える ✅️自分の感情を言葉にして吐き出すこ
これらはサーノ博士の理論とも一致し、「心を解放することで痛みを和らげる」 効果があります。
まとめ
✅️ドクター・サーノのTMS理論は「痛みの多くは心因性であり、脳が作り出している」と考える ✅️その背景には、自律神経バランスの乱れが大きく関わっている ✅️痛みを「敵」とみなすのではなく、「心と体からのメッセージ」と捉えることが大切 ✅️自律神経測定と施術、心理的サポートを組み合わせることで、安心して改善を目指せる🌿最後に
「痛みは体の異常ではなく、心と神経が作り出しているケースもあります。もしこの考えに少しでも希望を感じるなら、あなたの痛みの向き合い方は変わります。
けんこうカイロプラクティックセンターでは、ドクター・サーノの理論 × 自律神経バランス測定 × カイロプラクティックで、心と体の両面からのアプローチを行っています。
ご来院お待ちしています。