朝起きた時の頭痛・肩こり・顎の痛みは、就寝時の噛みしめ、歯ぎしりが原因
こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。。
今日のブログは顎関節と頭痛・肩こり・顎の痛みについて解説していきます。
朝起きた時の頭痛・肩こり・顎の痛みはありませんか?
目次
自律神経バランスは、ストレスで悪化する
自律神経失調症は、ストレスが原因で自律神経のアンバランスになります。 自律神経がアンバランスになった時に、歯に影響を与えます、ストレスからアドレナリン分泌が増えるために交感神経が活発になります。交感神経が更新した状態が続くと咀嚼筋が緊張し続けて筋肉痛や歯が押されたりして歯に痛みが生じます。 また、不安などのストレスにより咀嚼筋を緊張させ歯ぎしりなどをして歯や筋肉にダメージを与えます。歯ぎしりが継続すると頭痛、肩こり、歯痛や顎関節痛になります。 交感神経優位になった場合の症状としては、不眠・まぶしさを感じる・血圧上昇・ドライマウスなどがあります。朝起きた時の頭痛・肩こり・顎の痛みは、就寝時の噛みしめ、歯ぎしりが原因の可能性が大きい
本来なら朝起きた時は、一日のうちで一番健康なはず。睡眠は、脳や体を休めるためのものであって、痛みを誘発させるものではありません。すぐに元気バリバリというわけにはいきませんが、「ああ寝た〜」という気持ち良さがあった方がよい。まずは、あなたに就寝時の噛みしめや歯ぎしりがあるか見つけましょう
就寝時の噛みしめや歯ぎしりがあるかの見つけ方
- 朝起きた時に、口が開けづらい
- 口を大きく開けるとクリック音がある
- 歯が平らになっている
- 夢で歯を噛んでいる
- ほうれい線が左右で違う
- 顔のアンバランス
こんな症状で悩まれていませんか?
でも、安心してください。大丈夫です。
顎関節症とは
顎関節症とは、アゴの関節とその周囲の筋肉における痛みや動きの制限、クリック音があるなどの症状の総称です。 顎関節症の大半の原因は、歯の問題ではなく、「関節円板(かんせつえんばん)」にあると考えられています。 関節円板は、骨と骨がぶつからないように、クッションの役割を果たしている繊維組織です。背骨には椎間板というクッションがあります。 「歯ぎしり」「くいしばり」「口を大きく開く」などの要因により、この関節円板が前方にずれることで、顎の関節の中で障害物となって痛みや音、動きの制限をきたしてしまうのです。 その他の原因としては、「スポーツ外傷」「外傷」や「かみ癖による関節円板の変形」が考えられます。 具体的にどのような症状を引き起こすのでしょうか?顎関節症の3大症状とは?
顎関節症には大きく分けて3つの症状があります。 この章では、その3大症状について詳しく解説をしていきます。- 開口障害
- 顎の関節の痛み
- 顎関節のクリック音
顎関節症の開口障害について
開口障害とは
開口障害とは、あごを開けるときに痛みや違和感がある、あごが思うように動かない、あごがかみ合わない、あごが外れる感じがするなどの状態です。開口障害の原因はさまざまですが、主に以下のようなものがあります。
– 顎関節円盤の変位:顎関節円盤とは、顎関節の滑らかな動きを助ける軟骨のクッションです。顎関節円盤が正常な位置からずれると、あごの動きが制限されたり、あごが外れたりすることがあります。
– 顎関節の炎症:顎関節に感染や外傷などで炎症が起こると、あごを開けるときに痛みや腫れが生じたり、あごの動きが硬くなったりします。
– 顎関節周囲筋の異常:顎関節周囲筋とは、あごを動かすために働く筋肉です。ストレスや歯ぎしりなどで筋肉が過度に収縮したり、筋肉にトリガーポイント(圧痛点)ができたりすると、あごを開けるときに痛みや違和感が生じたり、あごの動きが制限されたりします。
– その他の要因:歯並びや咬合(かみ合わせ)の不正、歯科治療や口腔外科手術などであごを長時間開けていること、先天的な顎関節の形態異常なども、開口障害の原因となることがあります。ト顎の関節の痛み
顎関節症の痛む場所は広く、顎周辺はもちろん頭部・肩こり・首こり・耳の痛みも感じる事があります。 症状が進行することで、首・肩のこりや痛み感じるようになります。顎関節痛障害」は関節に異常があり、痛みが出る障害です。関節包という顎関節を覆っている組織や靭帯に炎症や外傷が出ている状態のことです。 「咀嚼筋痛障害」は口を開け閉めする運動や食べ物を咬んだり、咬みしめた時にでる痛み運動時痛(うんどうじつう)です。 顎の痛みには大きく分けて2種類あり、顎の関節に痛みが出るもの『顎関節痛障害』咀嚼に関する筋肉に痛みが出るもの『咀嚼(そしゃく)筋痛障害』です。顎関節のクリック音
口を開けたり閉めたりする際に、関節がズレたような「カチ」「ガク」という音、砂がこすれたような「ガリガリという音」、近くに人にも聞こえそうな大きさの「バキッという音」などがあります。顎関節に音が生じることを関節雑音(クリック音)と言います顎関節症の痛みを放置すると、体に異常をきたします
顎関節症の症状が出たときに「このまま数日我慢していれば自然と治るのでないか?」と考えたり、「ま、いいか」とほっておいたりしませんか? 「顎の痛み」や「クリック音」があっても、生活に使用がないから、先延ばしにしてしまう人が多いです。症状が進行していくと以下のような全身症状が現れてます。
- 緊張性頭痛・偏頭痛
- 耳の痛み・耳閉感
- 鼻痛・鼻詰まり
- 目の痛み
- 首こり
- 肩こり
- 腰痛
- 猫背
- 自律神経失調症
- めまい
こんな症状が当てはまっていたら、ぜひけんこうカイロプラクティックセンターに来院ください。