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不安とは何か ― 東洋医学・東洋思想から考えてみる

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不安とは何か ― 東洋医学・東洋思想から考えてみる

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。。




不安とは何か ― 東洋医学・東洋思想から考えてみる



不安とは、「まだ起きていない未来を、心と身体が先取りして緊張している状態」と言えます。
西洋医学では、不安は脳内物質や認知の問題として説明されることが多いですが、東洋医学や東洋思想では、不安は心と身体、そして自然との関係が乱れたときに現れる“サイン”として捉えられます。

たとえるなら、不安は「火災報知器」のようなものです。 火そのものではありませんが、「どこかに異常が起きていますよ」と教えてくれる存在です。 東洋医学では、この“異常”を「気・血・水の流れ」や「五臓六腑のバランス」から読み解いていきます。



東洋医学における不安 ―「心」は脳ではなく“臓”に宿


東洋医学では、心(こころ)は脳だけの働きではありません。
五臓(肝・心・脾・肺・腎)それぞれに、精神活動が割り当てられています。


✅️心(しん):意識・思考・喜び

✅️肝(かん):感情の流れ・怒り

✅️脾(ひ):思い悩む・考えすぎ

✅️肺(はい):悲しみ・喪失

✅️腎(じん):恐れ・不安





この中で、不安と特に深く関わるのが「腎」です。




腎は、生命エネルギーの貯蔵庫のような存在です。
電池にたとえると、腎は「残量そのもの」。
この残量が減ってくると、人は理由のはっきりしない不安を感じやすくなります。



つまり東洋医学では、不安は
✅️「気持ちの弱さ」ではなく
✅️「エネルギー不足のサイン」
と考えます。




不安が強い人に多い身体の特徴

東洋医学的に見ると、不安が強い人には共通点があります。

✅️疲れが抜けにくい
✅️朝がつらい
✅️音や光に敏感
✅️動悸や息苦しさが出やすい
✅️腰や下半身がだるい



れらはすべて、「腎のエネルギー」が消耗しているサインです。

たとえば、スマホのバッテリーが10%しか残っていない状態で動画を見続けると、
「いつ電源が落ちるか」という不安が出ますよね。
人の身体も同じで、エネルギーが不足すると、未来に対する安心感が持てなくなるのです。



東洋思想から見る不安 ―「今」にいない心


東洋思想、とくに仏教や老荘思想では、不安は
「心が今ここにいない状態」と説明されます。


不安とは、多くの場合、
✅️まだ起きていない未来



川にたとえてみましょう。
本来、心は川の流れのように「今」を流れています。
ところが、不安が強くなると、
下流(未来)ばかりを見て、
足元の流れを感じられなくなります。


東洋思想では、これを 「気が散る」「神(しん)が落ち着かない」 と表現します。


不安は「悪者」ではない


ここで大切な視点があります。
東洋思想では、不安を無理に消そうとはしません。



なぜなら、不安は
✅️ 生き延びるために備わった感覚
✅️身体と心からの「立ち止まって」という合図
だからです。


夜道で物音がしたときに不安を感じるからこそ、私たちは身を守れます。
不安がまったくない状態は、むしろ危険なのです。


問題なのは、
不安が長く続き、身体の回復力を奪ってしまうことです。


岩崎が考える東洋医学的な不安への向き合い方

東洋医学・東洋思想では、不安への対処はとてもシンプルです。
✅️無理に前向きにならない
✅️まず身体を休ませる
✅️呼吸・睡眠・食事を整える
✅️「今」の感覚を取り戻す


これは、壊れた時計を叩いて直すのではなく、
ゼンマイを巻き直す作業に似ています。


まとめ ― 不安とは「整え直しの合図」

東洋医学・東洋思想から見ると、不安とは
「心と身体のバランスを取り戻すためのメッセージ」です。


不安があるからダメなのではありません。
不安があるから、身体は「立て直そう」としているのです。

不安を敵にせず、
「今、少しエネルギーが足りていないんだな」

と気づくこと。



それが、東洋的な不安との付き合い方です。

けんこうカイロプラクティックセンターで出来ること


自律神経バランス測定を左脳・右脳と行うことで、脳のアンバランスをチェックできます。

交感神経が優位になっている方は、要注意です。