不安感感・うつで悩んでいたら、運動をしましょう

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。
うつと運動の関係 ― 脳はなぜ「動くこと」で回復するのか
先日、本を読んでいるときに、こんな言葉に出会いました。ダニエル・E・リーバーマン(ハーバード大学 人類進化生物学教授)
「どういうメカニズムで脳がブーストされるのであれ、運動が精神の不調を予防し治癒する可能性を秘めていることを疑うなら、あなたは地球平面説を信じている人と同レベルだ。」


運動が脳に起こす3つの変化
1. 脳由来神経栄養因子(BDNF)の増加
運動をすると、脳内でBDNFという物質が増えることが分かっています。これは「脳の肥料」とも呼ばれ、神経細胞の成長や新しいネットワークの形成を助けます。うつ状態の脳ではBDNFが低下していることが多く、運動によってこれを底上げできる可能性があります。BDNF(Brain-Derived Neurotrophic Factor、脳由来神経栄養因子)
BDNFとは BDNFは脳内で作られるタンパク質の一種で、神経細胞(ニューロン)の成長・生存・機能維持を助ける「神経栄養因子」というグループに属します。 よく「脳の肥料」「脳の栄養剤」と例えられます。

2. セロトニン・ドーパミンの分泌
有酸素運動は、気分を安定させるセロトニンや、意欲に関わるドーパミンの分泌を促します。「走った後にスッキリする」という感覚は、気のせいではなく脳内で実際に起きている化学変化なのです。
3. ストレスホルモンの調整
運動は交感神経と副交感神経のバランスを整え、コルチゾール(ストレスホルモン)の過剰な分泌を抑える働きがあります。慢性的なストレスは脳の機能低下や自律神経の乱れにつながるため、この調整力は非常に重要です。
カイロプラクティック神経学の視点から見ると
当院で行っているカイロプラクティック神経学的なアプローチでは、「脳のどの部分がうまく働いていないか」を評価し、その部分を的確に刺激することを重視しています。実は運動、特に有酸素運動やバランス運動は、脳全体、とりわけ前頭葉や小脳への非特異的な刺激(脳全体を活性化させる刺激)としても非常に優れています。 頭痛や自律神経の不調でご来院される方の中にも、日常的な運動不足が背景にあるケースは少なくありません。「気分が落ち込みやすい」「頭が重い」「やる気が出ない」といった症状は、脳への適切な刺激不足のサインである可能性もあるのです。どのくらい運動すればいいのか
特別なトレーニングは必要ありません。研究では、週に150分程度の中強度の有酸素運動(早歩き、軽いジョギング、サイクリングなど)で、うつ症状の軽減に効果があることが示されています。1回20〜30分のウォーキングを週に3〜5回でも十分な効果が期待できます。 大切なのは「継続すること」。運動習慣がない方は、まず1日10分の散歩から始めてみてください。
まとめ
リーバーマン教授の言葉通り、運動が脳と心に与える効果は、もはや議論の余地がないレベルまで科学的に証明されています。頭痛や気分の不調でお悩みの方は、施術と合わせて、日常に「動くこと」を取り入れてみることをおすすめします。 ここまで見てきたように、運動は「気分が晴れる」といった感覚的なものだけでなく、BDNFの増加やセロトニン・ドーパミンの分泌、ストレスホルモンの調整といった、脳内で実際に起きている変化に裏付けられています。 とはいえ、「頭が重くて運動する気力が出ない」「体を動かすと逆に頭痛が悪化する」というお悩みを抱えている方も少なくありません。そうした不調の背景には、自律神経のバランスが乱れていることが関係している場合があります。 けんこうカイロプラクティックセンターでは、大学などの自律神経研究機関でも使用されている測定器を用いた自律神経バランス測定を初診時に必ず行い、痛みや不調の「原因」を数値で見える化したうえで施術方針を決めています。痛みが出ている場所だけを診るのではなく、その根本原因である自律神経の状態から見極めていくことで、施術後の効果が長続きしやすくなるのが特長です。 「運動を頑張りたいけれど、まず今のつらさをなんとかしたい」「どこに行っても良くならない」という方は、ぜひ一度、自律神経バランス測定を受けに当院にご相談ください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。30代男性の自律神経バランス測定結果
当センター施術前

当センター施術後


施術前後で変化があったことが、疲労度のグラフと顔マークをみるとわかります。

初診時の施術でも変化がわかります。

ぜひ一度、自律神経バランス測定をして、あなたの現状をチェックして下さい

















