眠れない・食べられない・考えられなくなってしまった30代女性
こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。今日のブログテーマは、「眠れない・食べられない・考えられなくなってしまった30代女性」です。
30代女性 Tさん(編集者)
10日ぐらい前から、眠れない・食べられない・考えられなくなってしまう。一度起きたら、寝られない。PM9時に寝ると、AM2時頃に目が覚めて、それから眠れない。問診を気をつけなくてはいけないこと
施術前の思考
問診をした時点で私が考えたのは、自律神経バランスが悪化(交感神経優位)な状態かもしれないということ。このブログを読んで下さっている方のために、自律神経がどのような働きをしているのか説明します。
この他にも、音に敏感になったり、まぶしいく感じるなどの目の症状もでることがあります。
施術前の検査
自律神経バランスをどのように検査する?自律神経バランス測定器
けんこうカイロプラクティックセンターには、自律神経バランスが測定できる高性能自律神経バランス測定器があります。ブラックライトによる瞳孔の大きさの確認
この他にも目に光を当てて瞳孔の大きさや縮み方をみる方法もあります。血圧計で左右同時に血圧を測定
同じ機種の血圧計で左右同時に血圧を測定すると、血圧の上下だけでなく、血圧の左右差を計測することができ、右脳・左脳どちらが疲れているのかをチェックできます。 Tさんの施術前の血圧結果 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ こちらです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ Tさん、左右差があるというよりも血圧自体が高い これは心配 血圧が高くなる原因としては、食生活 醤油・塩の取りすぎは血圧が高くなります。 食生活に問題が無いという方は、ストレスを疑います。ストレスによる血圧の昇圧システム
ストレス
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視床下部・大脳辺縁系
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交感神経‐副腎髄質系の活性化
脳下垂体前葉-副腎皮質系の活性化
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交感神経機能の亢進
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心拍数の増加
小動脈の収縮
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血圧上昇
視床下部・大脳辺縁系って何ですか?
専門的な用語がでてきてしまい、申し訳ありません、視床下部の説明をします。
視床下部とは
視床下部は体温調節やストレス応答、摂食行動や睡眠覚醒など多様な生理機能を協調して管理しています。中脳以下の自律機能をコントロール中枢が呼吸や血液循環、発汗といった個別の自律機能を調節するのに対し、視床下部は交感神経・副交感神経機能や内分泌を統合的に調節することで、生体の恒常性維持に重要な役割を果たしている。系統発生的には古い脳領域であり、摂食行動、性行動、攻撃行動、睡眠といった本能行動の中枢である。
視床下部はわかりましたか?次は大脳辺縁系の説明
大脳辺縁系とは
大脳辺縁系(だいのうへんえんけい、英: limbic system)は、大脳の奥深くに存在する尾状核、被殻からなる大脳基底核の外側を取り巻くようにある。人間の脳で情動の表出、意欲、そして記憶や自律神経活動に関与している複数の構造物の総称である。生命維持や本能行動、情動行動に関与する。海馬と扁桃体はそれぞれ記憶の形成と情動の発現に大きな役割を果たしている。limbicの語源のラテン語であるlimbusは、edge すなわち「辺縁」の意である。Wikipediaよりもしあなたが眠れない・食べられない・考えられなくなってしまっているなら、ぜひけんこうカイロプラクティックセンターで脳機能のチェックを受けて下さい。ご来院お待ちしています。
今日もブログを読んで下さってありがとうございました。では、またブログアップします。