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パニック障害は「心の弱さ」ではありません 〜自律神経バランスという、もう一つの視点〜

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パニック障害は「心の弱さ」ではありません 〜自律神経バランスという、もう一つの視点〜

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。 今日は、パニック障害についてブログを書きます。




パニック障害は「心の弱さ」ではありません〜自律神経バランスという、もう一つの視点〜


突然、息ができなくなった


このまま倒れるんじゃないかと思った


理由は分からないのに、強い恐怖に襲われた/p>




パニック障害を経験した方が、よく口にされる言葉です。
周囲の人からは

「気にしすぎだよ


考えすぎじゃない?


気合いで何とかなるでしょ






そんな言葉をかけられ、
“自分は弱い人間なのかもしれない”

と、さらに苦しくなってしまう方も少なくありません。

ですが、最初に大切なことをお伝えします。

パニック障害は、心の弱さではありません



体に起きているのは「警報装置・非常ベルの誤作動」


私たちの体には、

命を守るための自律神経があります。



これは例えるなら、
**火災報知器(非常ベル)**のようなものです。


本当に火事が起きたときに

「危ない!逃げて!」

と鳴ってくれるから、私たちは助かります。



ところが――
パニック障害の状態では、


🔥 火が出ていないのに
🔔 非常ベルだけが突然鳴る

そんなことが、体の中で起きているのです。


・心臓がドキドキする

・息が浅くなる

・手足が震える

・めまいがする

・このまま死ぬのではという恐怖






これらはすべて、

自律神経が「命の危険」と勘違いして出す反応です。




つまり、

「心が弱い」のではなく

体の安全システムが過敏になっている状態なのです。




自律神経は、アクセルとブレーキ


自律神経には、大きく分けて2つあります。
・活動・緊張の神経(アクセル)

・休息・回復の神経(ブレーキ)




健康な状態では、

この2つがシーソーのように

行ったり来たりしながらバランスを取っています。





ところが、長いストレスや疲労が続くと…




🚗 アクセルを踏みっぱなし

🛑 ブレーキが効きにくい




そんな状態になります。
このとき、ちょっとしたきっかけ

(人混み・電車・疲れ・不安)で

アクセルが一気に踏み込まれ、

パニック発作が起こるのです。


本人の意思とは、まったく関係ありません。



「原因が分からない」のが一番つらい

パニック障害のつらさは、

発作そのものだけではありません。




・なぜ起きたのか分からない

・いつまた起きるか分からない

・自分ではコントロールできない




この『分からなさ』が、

次の不安を生み、

さらに自律神経を緊張させます。





例えるなら、霧の中をヘッドライトなしで運転している状態。

怖くて当然です。



見えていなかった「体からのサイン

」 実は、多くの方が

パニック発作の前から、

こんなサインを感じています。





・疲れが抜けない

・眠りが浅い

・胃腸の調子が不安定

・首や背中が常に張っている

・呼吸が浅い





これらはすべて、

自律神経バランスが崩れ始めているサインです。





しかし、

「忙しいから」

「年齢のせい」

「気のせい」





そうやって見過ごされ、

ある日、限界を超えたときに

パニックという形で表に出てきます。





希望は「整え直すことができる」こと



ここで、希望の話をします。

自律神経は、

壊れた機械ではありません。



例えるなら、

ズレてしまった時計の針のようなもの。



正しい方向に、少しずつ整えていけば、

またちゃんと時を刻み始めます。


今回のブログはここまでにします。



次回は、

「なぜ検査では異常なしと言われるのか?」


そして

「それでも体はつらい理由」を

もう少し深くお話しします。





もし今、

「自分のことかもしれない」

そう感じた方は、

あなたの感覚は間違っていません。



体は、ちゃんとサインを出しています。



第2話予告

「異常なし」と言われたのに苦しい理由

〜病院の検査と、自律神経のギャップ〜