パフォーマンスが急に伸びた選手の共通点は“顎関節”だった

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です
🌿乗馬選手Dさんから学んだ “バランスの秘密”
けんこうカイロプラクティックセンターには、乗馬競技に打ち込むDさんが来院されています。Dさん、いつもご来院ありがとうございます。 施術の合間にDさんからとても興味深いお話を伺いました。そのお話は、乗馬という競技の本質を教えてくれるだけでなく、体操・スキー・スケート・カーリング・バレエ・ダンスなど「バランスが命」のスポーツにも深く関係する内容でした。🐎 乗馬との出会いは、オーストラリアの離島
Dさんは、オーストラリア留学中に離島で乗馬を経験。波打ち際を馬と並んで走る景色は、まるで映画のワンシーンのようだったそうです。
バランスの4つの柱
乗馬は、身体のどこか1つがズレると、馬への指示が遅れたり誤ったりしてしまう、とても繊細な競技なようです。まるで、一本橋を歩くときに“少しだけ風が吹いただけでふらつく”ように、わずかな偏りが結果に影響します。


ドイツの選手は“噛み合わせ”を整えて試合に挑む
Dさんの情報によると、乗馬強国ドイツでは、噛み合わせのチェックとマウスピース装着は当たり前とのこと。
昭和大学歯科病院だより ー昭和大学歯科病院の理念ー 患者本位の医療 先進医療の推進 良き歯科医師の育成 2015.12月号 より
寒冷環境下でスキー・スノーボードなどを行うと、知らず知らずのうちに「歯を食いしばる」ケースが多く、それが顎関節に大きな負荷を与えやすい。特に滑走中の緊張感、冷え、バランスをとるための全身の筋緊張などが背景となるようです。Dさんの課題:“静止”ではなく“動いている時の重心”
Dさんは、ドイツのトレーナーから「左に重心が傾く」と指摘されてきたそうです。 しかし私が注目したのは、立っているときの重心ではなく、“動作中の重心”。 実は私は、陸上選手たちと“動作時の重心をチェックする検査法”を独自に開発しています。
Dさんの動作を解析した結果、重心が左へ流れる原因は、顎関節の偏りに深く関わっていることがわかりました。
顎関節は、全身のバランスの“要(かなめ)”。

体操・バレエ・スキーにも応用できるメッセージ
今回のDさんの例は、乗馬に限らず、バランスを競技力の根幹に持つスポーツすべてに共通しています。 ✅️体操 → 体幹・回転軸の安定 ✅️バレエ → 頭の位置が安定するとターンが止まる ✅️スキー → 斜面変化に対して軸がぶれない ✅️新体操 → 手足の操作が繊細に整う ✅️サッカー → 着地の安定、姿勢のブレが減る どの競技でも、“顎関節=頭の位置の安定”はパフォーマンスを支える隠れた鍵です。 ⸻最後に
Dさんからいただいた情報は、「顎関節のケアが競技力にどう影響するか」を改めて示してくれる貴重な気づきでした。 けんこうカイロプラクティックセンターでは、自律神経 × 顎関節 × バランス × 動作時重心という4つの視点から、選手の身体を総合的に整えています。 これからもDさんの活躍を応援しつつ、体操・スキー・バレエ・サッカーなど、バランスを必要とするすべての競技に向けて、身体の可能性を最大限に引き出すサポートを続けていきます。
ご来院お待ちしています。

















