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小中高校生の繰り返す頭痛・偏頭痛・筋緊張性頭痛に対するカイロプラクティックの施術

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小中高校生の繰り返す頭痛・偏頭痛・筋緊張性頭痛に対するカイロプラクティックの施術

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター(静岡市葵区) 代表カイロプラクター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。





今日は、小学生・中学生・高校生の繰り返す頭痛への施術についてブログを書いていきます。





あなたは、頭痛になってことありますか?





ほとんどの方は、頭痛になってことがあると思います。国内の頭痛患者総数は約3,200 万人〜3,300万人と言われています。













今回、関東地方から来院されたA君は、インターネット検索でけんこうカイロプラクティックセンターのブログ記事をみつけてくれました。

その記事は、「ひどい頭痛で高校に行けない高校一年生男子が登校できた」











リンク元【ひどい頭痛で高校に行けない高校一年生男子が登校できた



A君、お母さま、遠方からのご来院ありがとうございます。





今までのA君の頭痛の経緯を整理します。





A君の頭痛の経緯

2012年頃〜小学生

小学生になると、体調を崩すと「いたいいたい」と言って、のた打ち回るようになる。





小学生の頭痛学校に行けない




そして嘔吐し、2〜3時間経つとケロッと元気になるので、頭痛とはわからず、またお腹の風邪かなと小児科でいつも整腸剤を処方されていた。











2014年頃〜2017年

小学校3年生頃になると「頭が痛い」と訴えるようになりもう神経外科に通い始める。検査で異常がないので症状がでたら服用するカロナールとドンペリドンが処方されるが、服用してもほとんど嘔吐してしまう。



ドンペリドンは吐き気をおさえる薬:偏頭痛発作時の悪心・嘔吐により、鎮痛薬の吸収が悪くなることを防ぐために鎮痛剤といっしょに服用









この頃は、2〜3ヶ月に一度の頻度で2〜3時間経つと回復していた。





2018年(小学校5年生)〜

この頃から頭痛の頻度が増えてきたので知り合いの紹介で別の脳神経外科を受診し「偏頭痛」と診断されるが、小児科の方がいいとのことですぐに○○医療センターを紹介される。



















2018年〜2022年(小学校5年生〜中学校3年生)

5年間弱、○○医療センターにて治療、経過観察で1〜3ヶ月毎に一度通院。



この間、小児科医、小児脳神経外科医の二人のドクターにみていただいた。



予防薬、痛み止め。どの薬も数ヶ月は効果があるが、年々頭痛の頻度が増していった。



イブプロフェンやドンペリドンなどの薬と片頭痛に有効な漢方薬も処方されていた。偏頭痛に効果のある躁うつ病の薬も服用していた時期がある。





2022年4月(高校一年生)

すべての薬をやめる。生活リズムを整え、気圧の変化があしそうな時は念入りにストレッチ。



しかし夏休みが明けると、台風の数が多く寝込む日が増え、出席日数が危うくなると毎日痛みを訴えるようになる。





2022年9月(夏休み明け)

ペインクリニックを受診し、トリプタノール・リガトリプタン・ミグシスを服用するが効果が乏しい。



トリプタノールは、脳内のノルアドレナリン、セロトニンの再取り込みを阻害することにより、憂うつな気持ちや落ち込んでいる気分を和らげる。



リガトリプタンは、片頭痛の急性期治療薬。 拡張した血管を収縮させたり、血管周囲の炎症をとることで、片頭痛の痛みをやわらげる。



ミグシスは、カルシウムチャネル遮断作用による脳血管収縮抑制作用を有し、片頭痛の発作を軽くし、発作を防ぐ。





これらの薬を服用しても、なかなか良くならなかったのですね。







けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)の考え方

A君とA君のお母さまは、詳しい経過を記入してくださったので、原因を整理しやすいです。ありがとうございます。

頭痛は結果であって原因ではありません。

なぜ小学生の時から頭痛があるか?何か回復のヒントはないのか?

再度、健康調査表をチェックしてみると、お母さまが書いた文章が目にとまりました。

「休日はほとんど強い痛みはないが、学校がある日はより強い痛みが起こる」



小学生の頭痛学校に行けない




もう一つは、「夏休みが明けると、台風の数が多く寝込む日が増え、出席日数が危うくなると毎日痛みを訴えるようになる。」



高校の出席日数



高校において総授業数は190日から209日となっており、その多くが3分の2以上の日数に出席することを進級の条件になっているようです。







学校に行くことと、出席日数がストレスになっていることは、文章からわかります。

しかし小学校・中学校でも頻度の違いはあるだけど、頭痛は起こっていました。小学校の時から共通してあることは何?

ひとつは学校での悩み



学校でのストレスで頭痛になる






✓人間関係

✓学業



A君は、サッカーをしていて、なおかつキャプテン、友人からの信頼もありスポーツもやっている。何が原因?????



サッカーでキャプテン




原因らしい原因がみあたらないが、やっぱり学校が関連していることは、間違いがないと思う。



片頭痛をカイロプラクティック的に考えてみよう。





片頭痛の特徴をカイロプラクティック的に整理



片頭痛はカイロプラクティックでもよくみる症状ですので、カイロプラクティックの教科書にも多くのページを割いて説明があります。











スマホ・タブレット・PC・ゲーム機が片頭痛の原因もしれない



スマホ・タブレット・PC・ゲーム機からのブルーライトは、脳の血管に炎症反応を起こし、片頭痛の原因になるといわれています。ブルーライト(青色光 / 短波長光)は、可視光線(人の目に見える光)の中に含まれており、紫外線の次に波長の短い光で、目の奥まで届く非常にエネルギーの強い光。

紫外線の防ぐためにサングラスを着用することはよく知られています。その紫外線の次に強い光がブルーライト。



紫外線対策には、サングラスがありますし、最近では当たり前のようにサングラスを着用します





Smiling children signing OK





スマホ・タブレット・PC・ゲーム機から発せられるブルーライトは、眼や身体に大きな負担をかけると言われており、厚生労働省のガイドラインでも「1時間のVDT(デジタルディスプレイ機器)作業を行った際には、15分程度の休憩を取る」ことが推奨されています。





私が小学生のころは、TVをみるときは2、3メートル離れて見ないと目(視力)が悪くなると親から良く言われました。しかし、現代ではスマホやタブレットが当たり前のように子供が使用します。特に心配なのは、夜間の使用。布団に入ってもスマホを手放せない。これは問題です。

脳の血管に炎症を起こす原因の一つに、光による刺激もあると考えられています。このため、スマホを長時間使用しブルーライトの強い光を浴び続けることは、片頭痛の原因になるのではないかと疑われているのです。 また寝る前にスマホを利用することで、片頭痛の原因の一つである「不眠症」を引き起こす可能性があることも指摘されるようになりました。スマホのブルーライトを浴びることは脳を興奮状態にさせ、睡眠の障害になると考えられているためです。これらのような症例から、スマホのブルーライトは片頭痛の原因となることが明らかになってきています。



Smiling children signing OK





小児科学会の提言を確認。



日本小児科医会の提言

2歳までのテレビ、ビデオの視聴は控えましょう。

授乳や食事中のテレビ、ビデオの視聴は控えましょう。

すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。就学前は1日1時間、大人でも1日2時間までが安全と考えます。

テレビゲームの時間は1日30分までが安全と考えます。中毒防止のためゲームから離れる日「ノー・ゲーム・デイ」を設けることが重要です。

子供の部屋にテレビ、ビデオ、ゲーム、パソコンを置かないようにしましょう。

子供とメディアを利用するルールをつくりましょう。





スマホ育児が問題となっていますが、私も3人の父親、公共交通機関を利用する時に子供にDVDなどを見せていました。理由は、子供がおとなしくなるから。



でもよく考えてみると、ぐずっている子供がDVDやスマホをみたとたんに泣き止むなんて、これは何を意味するのか?



ダイヤモンドオンラインには、こんな記事が掲載されている。

最近は、小さい子にスマホをいじらせている親をよく見かける。だが、スマホやタブレットの害は、心理学者や脳科学者ばかりでなく、IT企業のトップや著名な技術者も認識しているのだ。

『スマホ脳』(新潮新書)によると、アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、iPadを自分の子どものそばに置くことすらしなかったそうである。

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツも、自分の子どもには14歳になるまでスマホを持たせなかったという。

iPodやiPhoneの開発に携わったアップル幹部のトニー・ファデルは、自分たちはいったい何というものをつくってしまったのだろうと、夜中に冷や汗をびっしょりかいて目を覚ますことがあるという。スマホやタブレットには害があるだけでなく常習性がある。





スマホのSNSやオンラインゲームは、常習性があると考える。例えば、SNSを投稿すると「いいね」「超いいね」などの反応が来ているか?「コメント」でどのようなことを書かれているか?が気になって仕方なくなり、数分ごとにスマホをチェックする。「いいね」をみると、脳からは快楽物質ドーパミンが分泌されます。



世界保健機関(WHO)は、国際的な診断分類「ICD(国際疾病分類)」

世界保健機関(WHO)は、国際的な診断分類「ICD(国際疾病分類)」において最新の第11版「ICD-11」で、ギャンブルや薬物といった物質使用と同様の、行動における依存症として「ゲーム障害」も含めて定義しています。

「ゲーム障害」の定義



●ゲームのコントロールができない。

●他の生活上の関心事や日常の活動よりゲームを選ぶほど、ゲームを優先する。

●問題が起きているがゲームを続ける、または、より多くゲームをする。

●その行動パターンによって個人、家族、社会、教育、職業やほかの重要な機能分野において著しい障害をもたらすほど深刻である。

上記の4項目が12カ月以上続く場合に「ゲーム障害」、いわゆる「ゲーム依存」とされる、というものです。



Activator Methodsによる頭痛への施術



Google検索で「Activator Methods」「Headache」と英語検索をするとこんなホームページがトップに表示されます。片頭痛にかんするアクティベータ・メソッド(けんこうカイロプラクティックセンターが使用するテクニック)の施術に関するページ。



Dehydration can cause headache pain.

Migraine headaches are characterized by moderate to severe throbbing or pounding pain which can vary in location. Sometimes the pain is behind or above an eye. It can involve both eyes. Sometimes the pain is in the back of the head. It can expand to involve the entire head at times. Bright lights, movement and loud noises aggravate migraine pain. Nausea, vomiting, blurred vision or tingling sometimes accompany migraine headache pain. It can be difficult to concentrate or process information while having a migraine. Sometimes, migraine headaches are hormonally related and occur in sync with a woman’s menstrual cycle. Migraines occur when blood vessels in the head expand and the pounding pain is from blood pulsing through the inflamed and pain sensitive vessels. Migraine headaches generally respond very well to treatment using the Activator instrument where there is.

( ※ https://www.communitychirowellness.com/headachより)





翻訳をします。

片頭痛中等度から重度のズキズキまたはドキドキする痛みが特徴で、場所によって異なります。痛みが目の後ろや上にあることもあります。両眼が関与する可能性があります。頭の後ろが痛い時もあります。拡大して頭全体に及ぶこともあります。明るい光、動き、大きな音は片頭痛の痛みを悪化させます。

吐き気、嘔吐、かすみ目、うずきは、片頭痛の痛みを伴うことがあります。

片頭痛があると、集中したり情報を処理したりすることが困難になることがあります。

時には、片頭痛はホルモンに関連しており、女性の月経周期と同期して発生します。

片頭痛は、頭の血管が拡張するときに発生し、ドキドキするような痛みは、炎症を起こした痛みに敏感な血管を通る血液の脈動によるものです。

片頭痛は一般に、アクチベーター器具を使用した治療に非常によい結果がでます。





けんこうカイロプラクティックセンターの頭痛・偏頭痛・筋緊張性頭・新規発症持続性連日性頭痛に対する施術

けんこうカイロプラクティックセンターでは、頭痛・偏頭痛・筋緊張性頭・新規発症持続性連日性頭痛に対する施術というよりも、頭痛・偏頭痛・筋緊張性頭・新規発症持続性連日性頭痛を回復させる身体を作るための神経関節機能障害に対する施術を行い、免疫力・自然治癒力を高めます。

まずは原因を見つけるための問診を丁寧に行いますので、ご来院お待ちしています。

今回のブログを読んで下さってありがとうございます。