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メンタルスポーツ障害|副交感神経優位ではやる気がでない

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メンタルスポーツ障害|副交感神経優位ではやる気がでない

こんにちは、2022年8月2日 今の時刻は、AM9:13 けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。





今日のブログテーマは、メンタルスポーツ障害について。





メンタルスポーツ障害という言葉は、私が名付けたので説明が必要かと思います。



メンタルスポーツ障害とは、身体的なスポーツ障害というよりも、やる気がでない、部活に行きたくない、スポーツから離れたいなどのメンタル面の障害のこと。







メンタルスポーツ障害とGoogleで検索をしてもでてきませんので、今日からメンタルスポーツ障害という言葉をどんどん使っていきたいです。



武道の部活 高校2年生A君のケース



武道とスポーツは違う



武道は、武士道の伝統に由来する日本で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化で、心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、人間形成の道であり、柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道の総称です。

常に平静を保ち、勝っておごらず負けてくさらずの節度ある態度が求められるのは、生死の修羅場をくぐり抜けてきた武士道の名残り。正々堂々と戦った相手への敬意の表れです。とくに剣道においては、残心のない一本は取り消されるという厳しいルールがあります。

残心とは「次の攻撃」に対して油断しない気持ち 全日本剣道連盟から出されている指導要領にも、残心とは「打突したあとに油断せず、相手のどんな反撃にもすなおただちに対応できるような身構えと心構え」であると説明されています。

日本発祥の剣道が、東京オリンピック2020に種目として採用されなかったのは、もしかしたら柔道のようにスポーツ化を望まなかったからなのかも知れません。

ちょっと横道にそれましたので、テーマをもどします。


A君は、静岡県下でも有数の武道強豪校で活躍しています、インターハイが終わると新チームになるとA君は部活の中心になる人物、しかし肩のケガの影響で、試合にでることがなかなかできなくて、モチベーションが上がらないようです。

ここの重要なのが自分が回復を望んでいるかどうか?

それとも部活自体に興味がなくなってしまっているかどうか?



回復したいと思っていたら、回復の手助けをします。



ただし私が元気づけたり、モチベーションを上げるような考えを押しつけるようなことをしません

けんこうカイロプラクティックセンターでは、自律神経バランスを測定できますので、まずはA君の自律神経バランスを測定

スポーツ選手がメンタル面の影響を受けている時は、けんこうカイロプラクティックセンターでの測定結果の傾向をみてみると副交感神経が優位になっているケースがほとんどです。

自律神経バランス測定結果



左脳の自律神経バランス測定結果















右脳の自律神経バランス測定結果







予測したとおり、自律神経バランスが悪化。

副交感神経優位になっていました。



この自律神経バランスでは、やる気にならないのは当たり前。





多くのケースでは、まずやる気がないことについて監督やコーチから指摘をされます。



A君、最近やる気がないんじゃないか。

いつも暗い顔をしているぞ。

もっと気合いが必要だな。



そんなことないんだけど、全く力が入らないんだよなあ。

おかしいなあ











副交感神経が優位で起こる症状

副交感神経が優位な場合には、体にブレーキがかかったままになるので、様々な症状が出ます。

1.頭痛
2.動悸
3.倦怠感
4.便秘
5.下痢
6.発汗
7.立ちくらみ
8.のぼせ
9.月経不順
10.手足のしびれ
11.微熱
12.やる気がでない
13.食欲不振
があります。

めりはりのない日常の生活が長く続くと、自律神経のバランスを崩しやすく、副交感神経が優位になってしまうとこういった症状があらわれます。











けんこうカイロプラクティックセンターでは、まず自律神経バランスを整える施術を行います。

今回は副交感神経の働きに注目して施術を行いました。



一度の施術で、自律神経バランスがすぐに良くなることはありません。登山やマラソンを同じようにコツコツ施術を行って、自律神経バランスを修正しましょう。