有痛性外脛骨の原因と対策|成長痛ではない?スポーツ選手が知るべきケア方法
こんにちは、けんこうカイロニュースレター 岩崎久弥(いわざきひさや)です
将来を有望視される中学生サッカー選手の有痛性外脛骨にフォーカスしてブログを書きました。
有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)とは?
有痛性外脛骨は、足の舟状骨の内側に存在する過剰骨(かじょうこつ)が原因で痛みを引き起こす状態を指します。実は15~20%の人に外脛骨は見られますが、全員が痛みを感じるわけではありません。Y君の症例:サッカー選手の痛みの経緯
Y君は静岡の有望な中学生サッカー選手。彼は右足の痛みに悩み、病院なので様々な治療を試してきました。2024年6月中旬
整形外科でレントゲン撮影し「成長痛」「有痛性外脛骨」と診断。ソールを作製し使用開始。2024年7月中旬
痛みが治まらず、整骨院で電気治療・マッサージを受ける。サポーターを購入し着用しながら練習を続けるも、10分で痛みが再発。2024年7月下旬
左足の痛みは和らいだが、右足に痛みが発生。2024年10月
接骨院への週1回の通院を続けるが、改善が見られない。歩行時の痛みは軽減。痛みの悪循環とメンタルの影響
お父様も「痛みがひどい時はサッカーを休ませているが、また痛くなる」と心配していました。痛みがひどい時はサッカーを休ませているが、また痛くなる
有痛性外脛骨は成長痛なのか?
「成長痛だから仕方ない」と考えてしまうと、適切な治療の機会を逃してしまいます。成長痛が原因ならば、成長が終わるまで痛みは続くはずですが、そうではありません。つまり、成長痛と決めつけるべきではないのです。わたしはそう考えています。
アクティベータ・メソッドによる施術
日本の一般的な治療では、インソールの使用、サポーターの装着、マッサージ・電気治療が主流ですが、これらの方法は根本的な解決にはなりません。後脛骨筋と体幹バランスの関係
有痛性外脛骨の痛みは、単に足の問題ではなく 体幹バランス の影響を受けています。 後脛骨筋(こうけいこつきん)は、舟状骨、楔状骨、立方骨、第2~4中足骨に付着しており、この筋肉が適切に機能しないと、痛みが生じやすくなります。さらに、体幹のバランスが崩れることで足への負担が増し、結果的に痛みが長引くのです。Y君の施術結果
試合前に施術を受けたY君は 「痛みなく走り切れた!」 と報告してくれました。また、彼の感想としてコーチにほめられた
痛みなく走り切れた!
体のバランスが良くなった
痛みがだいぶ取れた
体が軽くなった。
長引く痛みの原因は痛みの部位にない
多くの方が「痛みの部位」ばかりに注目しがちですが、実際には 体全体のバランス が重要です。 休む → 痛みが和らぐ → サッカーをする → 痛む この悪循環を断ち切るには、 体全体を施術で神経系をチェックし整えること が鍵になります。有痛性外脛骨などのスポーツ障害で悩むお子さまをお持ちの親御様へ
成長痛だから仕方ない
骨のずれが原因と言われた ので仕方ない
こんなふうに思っていませんか
世界には、あなたの知らない施術法、アクティベータ・メソッドというカイロプラクティック施術法があります
あなたのご来院お待ちしています