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顎関節の施術でで坐骨神経痛が消える? 驚きの体験談ケース

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顎関節の施術でで坐骨神経痛が消える? 驚きの体験談ケース

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。





顎関節の治療で座骨神経痛が消える?

先日、70代の女性Aさんが当院を訪れました。彼女は整形外科で座骨神経痛と診断され、長年治療を続けていましたが、改善が見られなかったため来院されました。



なかなか痛みが消えないのです。



座骨神経痛が顎関節の影響で起こる?

彼女は5回目の施術を終えたところで、座骨神経痛の痛みが少し和らいできたと感想を下さいました

昔から顎関節の治療を受けている



歯を噛みしめる癖がある



顎関節と頭痛との関係性は、多くの臨床経験でも良くあるのですが、顎関節が座骨神経痛に関係しているとはすぐには想像できませんでした。



顎関節の施術で座骨神経痛にアプローチ



私は、顎関節が座骨神経痛に影響している可能性があると考え、アクティベータ・メソッドの顎関節治療テクニックを用いて施術を行うことにしました。顎関節は6箇所の治療ポイントがありますが、彼女の場合、4箇所で神経関節機能バランス(サブラクセーション)が悪化していました。



顎関節への施術効果と驚き

顎関節のバランスを整える施術を行ったところ、なんと坐骨神経痛が消えてしまいました。お客さまも私も非常に驚きました。顎関節と坐骨神経痛には何らかの関係があったのです。





先生、なぜ座骨神経痛が顎関節の施術で良くなったのですか?



私の考えをまとめました



顎関節のアクティベータ・メソッドによる施術後に坐骨神経痛が改善した症例の学術的説明



はじめに

顎関節症(TMJ)は、顎関節および周囲の筋肉の機能障害を引き起こす障害です。これが全身の筋骨格系に広範な影響を与える可能性があることは、近年の研究で明らかにされています。本稿では、顎関節のアクティベータ・メソッドによる施術が坐骨神経痛に与える影響について、学術的な観点から説明します。

1. 顎関節と全身の関係

顎関節は、頭蓋骨と下顎骨を結ぶ唯一の関節であり、非常に複雑な構造を持っています。この関節が不均衡になると、姿勢の不整合や筋肉の過緊張を引き起こし、これが全身に波及する可能性があります。特に、頭蓋骨と脊柱のアライメントに影響を与えることで、腰椎や仙骨周囲の神経圧迫を引き起こし、坐骨神経痛のような症状を引き起こすことが考えられます。



2. アクティベータ・メソッドの理論

アクティベータ・メソッドは、アクティベータ器を使用して、特定の関節や筋肉に対して精密な振動を与える施術法です。



この振動は、神経関節機能バランス(サブラクセーション)を回復し、神経伝達の改善、筋肉の緊張緩和、そして血流の促進を図ります。

特に顎関節への施術では、咀嚼筋や顎関節周囲の組織に対して直接的な影響を与えることで、全身の筋骨格系のバランスを整えることが可能です。



3. 症例の説明

今回の症例では、70代の女性患者が坐骨神経痛を主訴として来院しました。初診時に顎関節の不均衡と歯を噛みしめる癖が認められ、これが坐骨神経痛の原因の一因である可能性を考えました。神経関節機能バランス(サブラクセーション)を整える一般的な施術に加え、顎関節のアクティベータ・メソッドによる施術を行いました。

4. 結果と考察

顎関節へのアクティベータ・メソッドの施術後、お客さまの坐骨神経痛は著しく改善しました。

この改善は、顎関節のバランスが整えられたことにより、全身の筋骨格系のアライメントが修正され、腰椎周囲の神経関節機能バランス(サブラクセーション)が軽減されたことが原因と考えられます。

顎関節と脊柱の相互作用は複雑であり、顎関節の不均衡が腰部の神経関節機能バランス(サブラクセーション)を引き起こすことは、神経学的にも筋骨格系の連鎖反応として理論的に説明可能です。



5. 結論

顎関節の不均衡が全身の筋骨格系に与える影響は無視できないものであり、顎関節のアクティベータ・メソッドによる施術が坐骨神経痛の改善に寄与する可能性があります。

本症例は、顎関節治療が全身の神経筋骨格系の不調に対する一つの有効なアプローチであることを示唆しています。さらに多くの研究と臨床報告が必要ですが、今回の結果はカイロプラクティックの包括的な治療方針において重要な示唆を与えるものです。

参考文献



1. De Laat, A., et al. “The interrelationship between temporomandibular joint dysfunction and pain.” The Journal of Orofacial Pain (2008). 2. Fu, K. Y., et al. “The association of temporomandibular disorders with the posture and function of the spine.” Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics (2013). 3. Activator Methods International Ltd. “Activator Method Chiropractic Technique.” (2021).

このような学術的な視点から、顎関節の治療が坐骨神経痛に与える影響を理解し、臨床応用することで、より効果的な治療法を提供することができると考えて、けんこうカイロプラクティックセンターでは、腰痛の方でも全身のケアを行います。







継続的なケアの重要性

一度痛みがなくなったからといって、治療を終えるわけにはいきません。日常的に痛みがない状態を目指すことが重要です。



まとめ

坐骨神経痛がなかなか治らないあなたへ。もしかすると、歯の治療をしていたり、歯を噛みしめる癖がありませんか?



顎関節の影響があるかもしれません。骨盤だけの治療だけでなく、顎関節の治療ができる施術を試してみませんか?

坐骨神経痛に悩んでいる方々にとって、新しい治療の可能性を示す貴重な体験談でした。ぜひ一度、けんこうカイロプラクティックセンターで顎関節のチェックを受けてみてください。あなたの痛みもAさんのように改善するかもしれません。