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毎日続く頭痛の真実!新規発症持続性連日性頭痛を撃退する最新施術法

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毎日続く頭痛の真実!新規発症持続性連日性頭痛を撃退する最新施術法

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。



今回は、新規発症持続性連日性頭痛についてのブログです





新規発症持続性連日性頭痛に対する施術法

新規発症持続性連日性頭痛とは?



新規発症持続性連日性頭痛(NDPH)は、その名の通り突然発症し、その後連日続く頭痛です。けんこうカイロプラクティックセンターに来院された脳脊髄液減少症の患者さんから教えてもらったこの診断名ですが、多くのお客さまやにとってあまり馴染みのない頭痛かもしれません。ここで、その概要と施術方法について整理しておきます。

頭痛で悩むお子さまなどを持つ方は、ぜひお読みになって下さい。



診断基準



新規発症持続性連日性頭痛の診断基準
1. 頭痛が3ヶ月を超えて続く

2. 発症時または発症後3日未満から寛解することなく連日見られる

3. 次の特徴のうち少なくとも2項目を満たす – 両側性 – 圧迫感または締めつけ感(非拍動性) – 程度は軽度~中等度 – 日常的な動作により増悪しない

4. 以下の両方を満たす – 光過敏、音過敏、軽度悪心はあっても1項目のみ – 中等度または重度の悪心、嘔吐のいずれもない

5. その他の疾患によらない




新規発症持続性連日性頭痛の発症年齢と背景

 

NDPHの発症年齢は12歳から78歳に及びますが、ピークは女性では10代と20代、男性では40代です。多くの患者は発症した日を正確に答えることができます。

感染やインフルエンザ様疾患に引き続いて発症することが30%、家族歴は29%、吐き気は68%、光過敏は66%、音過敏は61%、めまいが55%に見られます。





新規発症持続性連日性頭痛の現在の治療法

現在、NDPHに対する効果的な治療法は確立されていません。

けんこうカイロプラクティックセンターのアプローチ



けんこうカイロプラクティックセンターが提供する施術では、機能神経学とホリスティックヒアリング問診法を組み合わせて原因を徹底的に追求します。症例が少ないため、一般的な病院でもNDPHの患者は少ないと予想されます。しかし、少数の症例を通じて得られた知見を基に、けんこうカイロプラクティックセンターに来院されるお客さまに最適な施術を提供します。



男子高校生の新規発症持続性連日性頭痛のケース



来院されたT君は、高校生 男性で体も大きくスポーツマンタイプ

一見したところ頭痛があるような感じは全くしない、気性が激しいような感じではなく、やさしい性格だとわかるような雰囲気



ホリスティックヒアリング問診法による詳細な問診





ホリスティックヒアリング問診法
けんこうカイロプラクティックセンターでは、初診時、未成年の場合、保護者の方には同席していただきます。

ひとつ気を付けないと行けないのは、お子さまが本当のことを言えない可能性がある

ホリスティックヒアリング問診法では、問診中にお子さまが気をつかっているかどうかわかります。

この時点で『話しづらそう』がわかったら、保護者の方は席をはずしてもらったほうがいい

お客さまの情報は、守秘義務があるのですが、やはり未成年の場合は席をはずしていただいた時にわかった情報もお客さまに了解を得てからお伝えをするようにしています。

今回のT君のケースでも、はやめに言いづらそうという感じがわかりましたので、お母さまに席を外していただきました。

お母さま、ありがとうございます (_ _ )

ホリスティックヒアリング問診法は、問診と言うよりコミュニケーションテクニックです。

お客さまのしぐさ・顔の微細な動きなどもチェック、問診表に書いていないことを引き出すことができます。




T君の問診結果



T君の新規発症持続性連日性頭痛の痛みの部位と痛みの程度







会痛みの程度が4/5が毎日のようにあると何もしたくなくなります。その上、原因が良くわからないとなると不安感もめちゃくちゃあります。



T君の新規発症持続性連日性頭痛の痛みの経緯



1月28日



夜、寒気、のどの痛み、発熱、頭痛の症状がでる。



1月29日(月曜日)



右側面の頭痛、鎮痛剤(ロキソニン)を服用し学校にいく



1月30日(火曜日)

頭痛、気持ち悪さで学校早退、内科に行く



2月1日(水曜日)

A脳神経病院で行き、頭のCT、首のレントゲン、血液検査、インフルエンザの検査

全ての検査が異常なし、薬を処方され様子をみる。



2月2日



A脳神経病院を再度受診、MRI検査を受ける

検査結果に異常なし、様子をみる



2月6日



A脳神経病院の3回目の受診

『偏頭痛』
と診断を受ける



2月1日に処方された薬が効かず、薬が変更



2月9日



薬を服用しても頭痛がいっこうによくならず総合病院を受診



『偏頭痛』と『緊張型頭痛』と診断を受ける


2月6日に処方された薬が効かず、薬を変更




2月16日



薬が効かず、頭痛もそのままということで、薬の量を増やす



2月21日

頭痛が良くならず、今までよりも大きなB総合病院に行く



ここでやっと「新規発症持続性連日性頭痛の疑い」との診断をうける、薬を変更



3月6日



頭痛が良くならず、B総合病院を再度受診、薬を変更


1月28日から発症したA君の頭痛は、3月6日になっても一向に回復していません。



代替療法を試した結果



2018年2月6日〜3月15日

カイロプラクティックで施術を11回受けるが、痛み変わらず

2018年2月14日から3月22日



高圧電位療法を32回受ける

高圧電位療法
家庭用電気治療器の一つである電位治療器は、身体に対して「押す」「もむ」などの物理的な力を与えるものではなく、人体を交流又は直流電界に置くか、絶縁状態に置いて電位を与えて治療する家庭用の機器をいい、「頭痛」「肩こり」「不眠症」及び「慢性便秘」の緩解を目的とする、家庭用医療機器である。

電位とは、マイナスやプラスの電荷を持つエネルギーのことで、電位のある空間を「電界」と呼び、電位治療器は、電極間又は、電極からアースの間に高電圧をかけて電界を発生させ、その中に人間の身体を置くことで治療する機器である。

電位治療器の原型は、日本の医学博士が発明したものであるが、きっかけはドイツの医学雑誌に掲載された「高圧送電線の下に長く住んでいる人には結核患者はいない。また、農作物の収穫量も多い。」という記事で、これをもとに高圧の電位負荷を利用した治療器が開発された。

電位治療器には、出力電位によって高圧電位と低圧電位のふたつのタイプがあり使用方法や使用時間が異なる。高圧タイプ(1000Vを超え9000V以下)の電位治療器は、主なものは椅子に腰かけて使用し、使用時間は1時間以下となっている。また、温熱治療器、低周波治療器などと組み合わせたものもある。低圧タイプ(1000V以下)の電位治療器は、主として導子(通電シート)を使用し、使用時間は8時間以下となっている。また、温熱治療器やバイブレータとの組み合わせたものもある。




1月から3月にかけての症状を整理



寝付きが悪く、寝ている間以外は常に痛みがある。しめつけられるような痛みがあり、時々、倦怠感がある。熱はなし




けんこうカイロプラクティックセンターの考え方



この経緯をうかがって思ったのは、原因が書いていないということのではないか、原因は、1月28日以前にあるはずです。

やはり問診表には原因が書いていない。一般的な問診表に慣れている人がほとんどなので、問診表には症状の経緯を書くことに慣れていますので、書きながら原因を追及することはしません。

症状は、結果であり原因ではなく、1月28日に何かあるはずです。

何があったのでしょう?何かあるはずですが、T君が書いた問診表のストレス欄には、自覚するストレスがないと書いてあります。

ストレスの自覚がない


このようにストレスがない・ストレスの自覚がないと答える方は、多くのケースですが、原因に蓋をしている可能性が大きい!!

ストレス = 人間関係

とか

ストレス = 弱さ

などを考えている可能性もあります。

私が考えるストレスの定義は、【ストレスとは、思い通りにならないこと】T君には、きっと何かあります。

この続きはまた書きます。