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動悸が止まらない高校生、原因はストレス?それとも脳の働き?最新情報で探る解決法

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動悸が止まらない高校生、原因はストレス?それとも脳の働き?最新情報で探る解決法

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター(静岡市葵区) 代表カイロプラクター 岩崎久弥(いわざきひさや)です。




今日のブログテーマは、高校生の動悸です。







「突然、胸がドキドキして止まらない!?」




ある男子高校生が、体育の授業中に突然感じた動悸。その時は一時的なものだと思っていましたが、日が経つにつれ、授業中や部活動の練習後にも同じ症状が続くようになりました。何か重大な病気では?と思い心配になり病院へ行くと、身体には異常なしと診断されました。




では、この「動悸」は一体何が原因なのでしょうか?





動悸の原因は?




動悸を感じることは決して珍しいことではありません。特に思春期の高校生にとって、スポーツや試験勉強、友人関係など、ストレスが多い環境下では動悸を経験することも増えるでしょう。しかし、心臓の検査に異常がない場合、その原因は心臓ではなく脳の働きにあるかもしれません。

多くのお客さまは、一番最初は、内科か循環器科、もしくは小児科を受診されると思います。しかし多くの場合、高校生ぐらいの年齢では、心臓の異常があるケースはまれです。しかし、小学校などにもAED機器が設置されていることを考えると皆無ではありませんので、病院の受診はオススメします。



動悸の事を詳しく教えて下さい。



はい、わかりました。



動悸(どうき)とは

動悸(どうき)とは、心臓が通常よりも強く、速く、または不規則に鼓動する感覚のことを指します。一般的に、「心臓がドキドキする」「心臓が飛び出しそう」などと表現されることがあります。動悸の原因は多岐にわたり、日常的な要因や健康状態が関与します。

動悸の主な原因

精神的・感情的ストレス

緊張や不安、驚きなどで自律神経が影響を受け、心拍数が上昇します。



運動や身体的負担

激しい運動や重い荷物を持つなど、体に負荷がかかると心臓がより多くの血液を送り出すために速く鼓動します。



カフェインやアルコールやニコチンの摂取:

これらの物質が神経を刺激し、心拍数を上げることがあります。

病気や薬の影響

: 心臓の病気、不整脈、甲状腺機能亢進症、貧血などが動悸を引き起こすことがあります。また、特定の薬も副作用として動悸を引き起こすことがあります。





注意が必要な動悸

動悸は一時的であれば問題ないことが多いですが、次のような症状が伴う場合は注意が必要です:

胸痛 めまい、ふらつき 呼吸困難 気を失う



児童・生徒の突然死の原因
児童・生徒の突然死の原因は、先天性心疾患、後天性心疾患、不整脈疾患の3つに分類される。先天性心疾患では、術後心疾患、冠動脈起始異常、大動脈狭窄があげられる。後天性心疾患では、肥大型心筋症、拡張型心筋症、急性心筋炎、稀には拘束型心筋症、左室緻密化障害、川崎病後冠動脈障害、マルファン症候群、特発性肺動脈性肺高血圧がある。不整脈疾患では、QT 延長症候群、原因不明の心室細動、WPW 症候群などがあげられる。




けんこうカイロプラクティックセンターの動悸に対する考え方・施術法から見る動悸の原因



機能神経学の視点から見ると、動悸は脳の自律神経のバランスが崩れることで引き起こされる可能性が高いです。特に、ストレスが長期間にわたって持続すると、脳の中枢神経系に負荷がかかり、交感神経(興奮系)が優位に立ちやすくなります。これが原因で「心臓が急にドキドキする」という動悸の症状が出ることがあります。

さらに、日常的なストレスや睡眠不足、過剰なトレーニングも、脳の働きに影響を与えます。特に、脳幹や前庭系が関与する「体の安定感」や「緊張の制御」が弱まることで、動悸や呼吸が浅くなるなどの自律神経失調症状が出ることもあります。



自律神経バランス測定

自律神経バランス測定を行います。



パニック障害のお客さまの施術前の自律神経バランス測定結果


病院などでは計測しない自律神経バランス測定ができます。動悸で悩む方は、交感神経優位な測定結果のことが多いですが、今回のケースでは、問診と自律神経バランス測定を組み合わせた検査の結果、副交感神経が優位になっていて、精神的なストレスがあり、うつ状態であることがわかりました。自分で精神的なストレスと自覚していなくても、自律神経バランス測定では、潜在的なストレスがあることが示唆されることがわかります。







施術・解決法

では、動悸を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか?最新のカイロプラクティックアプローチでは、次のような方法が効果的です。

1.脳神経系のバランスを整えるアクティベータ・メソッドによる施術



アクティベータ・メソッドは、神経関節機能異常(サブラクセーション)を整える施術です。





2. 自宅で出来るエクササイズのアドバイス



簡単なバランスを整えるエクササイズ(目を閉じてバランスを取る練習や、左右の動きを取り入れた運動)が自律神経のバランスを整え、脳の緊張を和らげます。



3.呼吸法の改善

深呼吸や腹式呼吸を取り入れることで、副交感神経(リラックス系)を活性化させ、動悸を抑える効果が期待できます。

4.生活習慣の見直し

スマホに依存した生活パターンは、自律神経失調の原因になります。





6.食生活の見直し

睡眠の質を向上させ、食事で栄養バランスを整えることが脳の健康に直結します。特に、ビタミンB群やオメガ3脂肪酸は脳機能にとって重要です。

ビタミンBについて教えて



1. ビタミンB1(チアミン)

豚肉 全粒穀物(玄米、オートミールなど) 豆類(レンズ豆、黒豆など) ナッツ類(ピーナッツ、ヒマワリの種)

2. ビタミンB2(リボフラビン)

乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ) 卵 緑色野菜(ほうれん草、ブロッコリー) レバー(特に牛や鶏のレバー)

3. ビタミンB3(ナイアシン)

鶏肉 魚(マグロ、サケ、サバなど) 全粒穀物 ピーナッツ

4. ビタミンB5(パントテン酸)

アボカド ヨーグルト きのこ類 レバーや鶏肉

5. ビタミンB6(ピリドキシン)

バナナ 魚(サケ、サバなど) ジャガイモ ヒヨコ豆などの豆類

6. ビタミンB7(ビオチン)

卵黄 ナッツ類(アーモンド、クルミ) 豆類 サーモン

7. ビタミンB9(葉酸

) 緑色野菜(ほうれん草、アスパラガス) レンズ豆やヒヨコ豆などの豆類 オレンジやイチゴ 強化シリアル

8. ビタミンB12(コバラミン)

魚介類(サバ、カキ、貝類) 牛肉や鶏肉 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ) 卵

食事で難しい方は、サプリメントも便利です





まとめ



高校生が抱える動悸の原因は、単に心臓の問題だけではなく、脳の働きや自律神経のバランスに起因していることが多いです。機能神経学に基づくアプローチで、脳のバランスを整えることで、動悸を予防し、より健やかな毎日を送ることができるのです。

もし、あなたやあなたの周りに同じような症状を抱える人がいたら、脳と神経の健康を意識したケアを試してみてください





動悸が止まらない高校生、原因はストレス?それとも脳の働き?最新情報で探る解決法についてのブログを読んでいただき、ありがとうございました。