不登校・起立性調節障害・頭痛はスマホの使用時間と関係がある
こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥です。
今日のブログテーマは、「不登校・起立性調節障害はスマホとの関係性」についてです
あなたの周りに、こんな症状のかたはいませんか?
1.寝不足
いつも寝不足、寝ても寝ても寝たりない。朝起こしても起きてこない。2.集中力がない
集中力がなく、勉強が手につかない。宿題を後回しにして、結局忘れてしまう。3.すぐに怒り出す・ふてくされる
勉強などをしていないことを指摘するとすぐに怒りだして、キレる。言う事を聞かない4.運動不足
いつもスマホやゲームばかりしていて、運動をしない1〜4の原因になっているもがあります。何だと思いますか?
答えは、スマホ・タブレット・パソコン・ゲームです。
スクリーンタイムについて
スクリーンタイムとは
スクリーンタイムとは、電子機器のスクリーン(画面)を使って過ごす時間のことを指します。主にスマートフォン、タブレット、パソコン、テレビな、ゲーム機どの電子機器による時間のことを指します。スクリーンタイムの影響
スクリーンタイムが長くなると、身体的、心理的、社会的な影響が生じる可能性があります。身体的影響
目の疲れ、ドライアイ、頭痛、肩こり、手首の痛みなどが挙げられます。また、長時間座っていることによる運動不足や、睡眠不足にもつながる可能性があります。心理的影響
注意力や集中力の低下、ストレスや不安、抑うつの増加などが報告されています。特に、長時間のスクリーンタイムが子供や若者に与える影響については、脳の発達に悪影響を与えるという報告もあります。社会的影響
スマートフォンやタブレットなどのスクリーンによる情報過多により、社会的孤立や人間関係の問題が生じる可能性があります。また、SNSの使用により、自己肯定感の低下や、不適切な画像やメッセージによるいじめなどが起こる可能性もあります。 これらの影響を軽減するためには、定期的な運動や休憩、スクリーンタイムの制限、スクリーンを使用する前後の目のケア(ブルーライト眼鏡など)、良質な睡眠を確保することなどが重要です。また、適切なスクリーンタイムの管理を行いながら、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを有効に活用することも大切です。決してスマホなどをやらない方が良いと言っている訳ではありません。
スクリームタイムを少なくする対策
1.画面から目を離す時間を設ける。例えば、30分ごとに10分間休憩する。 2. 画面の明るさや位置を調整する。画面が暗すぎたり明るすぎたりしないようにし、目と画面の距離は約50センチメートルにする。 3.画面以外の活動にも時間を割く。運動や読書、趣味など、画面と関係ないことにも興味を持つ。 4.睡眠前には画面を見ない。画面から発せられる青色光は、睡眠を妨げるホルモンであるメラトニンの分泌を抑えます。就寝前2時間は画面をオフにする。スマホとメラトニンの関係
スマホは私たちの生活に欠かせない便利な道具ですが、寝る前に使うと睡眠の質に悪影響を及ぼす可能性があります。その理由は、スマホの画面から発せられるブルーライトが、夜間に分泌される睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制するからです。メラトニンは、人が眠くなるサインを出すホルモンで、暗くなると分泌量が増えます。しかし、スマホの光を浴びると、脳が昼間だと錯覚し、メラトニンの分泌量が減ります。すると、脳が覚醒し、眠りにつきにくくなったり、眠りが浅くなったりします。睡眠不足は、疲労回復や免疫力の低下だけでなく、注意力や記憶力の低下など、脳にも悪影響を与えます。寝る前のスマホ使用は、睡眠と脳の健康にとって好ましくない習慣です。最近では、スマホ脳という言葉が定着しはじめている増すが、少し前には、VDT(Visual Display Terminal)症候群という言葉がありました。
山梨大学大学院総合研究部医学域社会医学講座 山縣然太朗先生の論文がありますので、一部紹介します。
私達のような親が真剣にスマホの利用について考えていくことが最重要課題です。
今朝も通勤途中、信号機で止まっている時に自転車に乗りスマホを取り出している女子高生をみかけました。たった何十秒の時間でもスマホを確認している姿を見ると、心配になります。学校についてからでも間に合わないかと・・・・「うっせいわ」って言われちゃいます・・・・・・か・・・・・・でもね・・・・・心配になります。