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原因不明の喉の違和感、実は『自律神経』が原因だった!ヒステリー球回復ストーリー

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原因不明の喉の違和感、実は『自律神経』が原因だった!ヒステリー球回復ストーリー

こんにちは、けんこうカイロプラクティックセンター 岩崎久弥です。



今日の症例報告は、ヒステリー球・梅核気・咽喉頭神経症についてです。





ヒステリー球・梅核気・咽喉頭神経症という言葉を初めて聞いたという方のために、詳しい説明します。









のどに梅干し?ヒステリー球(梅核気)とは



「なんだか、のどに梅干しのタネが引っかかっているみたい…」



こう訴える患者さんが、当センターには時々いらっしゃいます。実際に梅干しを食べたわけでもないし、病院で検査をしても「異常なし」。だけど、本人は確かに「詰まっている感じ」がして、吐き出そうとしても出ない、飲み込もうとしても飲み込めない。

このような状態を東洋医学では「梅核気(ばいかくき)」と呼び、現代では「ヒステリー球」や「咽喉頭神経症」とも呼ばれています。喉の異物感や詰まり感があるにも関わらず、身体的・器質的な異常が見つからないのが特徴です。



ではなぜ、このような症状が起こるのでしすか?



実は、ヒステリー球はストレスや緊張、自律神経の乱れと深く関わっています。仕事や家庭、人間関係など、日常のさまざまなストレスが心と身体に蓄積していく中で、自律神経のバランスが崩れ、身体が「SOS」を出す形で現れるのです。



20代女性のAさん症例報告

来院の経緯





こちらの院に来る前は、パニック障害(ヒステリー球)と診断され、外に出られない、仕事もできない状態でした。



薬や他の整体で、はり治療をうけるなど色々してきましたが、全く改善されませんでした。このままじゃだめだと思い、ネットで「パニック障害」と調べ、こちらの院が出てきたのでお願いしました。



病院では、パニック障害と診断をされるケースもあります。





当センターの梅核気・ヒステリー球への施術方針

当院ではまず、自律神経バランスの測定を行い、交感神経と副交感神経の働きの偏りがないかどうかをチェックしました。

当センターは、自律神経バランスの左右差をみます。全ての方で当てはまることはありませんが、右脳と左脳には、こんな役割があります。





梅核気・ヒステリー球・咽喉頭神経症で悩む20代女性の自律神経バランス測定結果



左の自律神経バランス





右の自律神経バランス







Aさんの自律神経バランス測定結果からわかったこと



その結果、交感神経が常に優位で「緊張モード」から抜け出せない状態が続いていたことが分かりました。





右脳の働きの特徴
・ ボディーランゲージ・人の表情を読む

・ 社会脳 (人との関係・自分としての位置を認識 )

・ 無意識脳 ,暗黙脳|無意識記憶がある = 結果” = パニック障害・パニック発作

・ 感覚脳|エモーショ ナ ル イ ン テ リ ジ ェ ン ス ( E Q : 感 情 的 知 能 )

・ 感情を感じる脳

・ 人の感情を読み取る

・ 内臓や身体全体の感覚能力

・ 回避脳 , 安 全 脳|嫌 な 臭 い や 味 、 嫌 な 感 じ な ど の 体 感 覚|嫌 な 人 ・ 物 を 回 避 す る → 内 臓 と つ な が っ て い る の で ム カ ム カ す るな ど の 感 覚 が あ ら わ れ る 。

・ 感 情 ・ 同 情 脳|ネ ガ テ ィ ブ エ モ ー シ ョ ン

・ 注 目 、 集 中 、 衝 動 の 抑 制

・ 新 し い も の 、 場 所 、 状 況 を 好 む → 同 じ 事 の 繰 り 返 し を 嫌 う

・ 免 疫 シ ス テ ム を コ ン ト ロ ー ル す る

・ 心 臓 の 拍 動 を コ ン ト ロ ー ル す る

・ 消 化 機 能 を コ ン ト ロ ー ル す る





自律神経バランス測定結果や問診でわかったことは、Aさんは、右脳の働きが過剰になっているようでした。





右脳の働きが過剰になるとどうなってしまうのか?



回避脳 ,安全脳|嫌な臭いや味 、嫌な 感じなどの体感覚|嫌な人・ 物を回避する → 内臓とつながっているのでム カ ム カ す るなど の 感 覚 が あ ら わ れ る 。





喉の違和感もこの特徴が影響しているのではないかと考えています。



右脳と左脳のアンバランスを整える施術を行うために

そこで、アクティベータ・メソッドという安全でソフトなカイロプラクティック施術を通じて、脳と身体のバランスを整えることから始めました。また、「喉の症状は心のサイン」であることをご本人に丁寧に説明し、安心してもらうことを大切にしました。

数回の施術ののち、「そういえば、のどの違和感が少し楽になってるかも…」という言葉が出るようになり、数ヶ月後には「だんだん気にならなくなりた」とアルバイトの面接にも行かれていました。

ヒステリー球は、「気の病」とも言われ、目に見えないからこそ周囲に理解されにくいものです。でも、その苦しみは決して「気のせい」ではありません。心と身体のバランスが崩れた結果、身体があなたに「ちょっと立ち止まって」と教えてくれているのかもしれません。

もしあなたや身近な方が、原因不明ののどの違和感に悩んでいたら、どうか一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。検査で「異常なし」と言われても、あなたのつらさは、本物です。

けんこうカイロプラクティックセンターでは、自律神経のバランスを整え、自然治癒力を引き出すサポートをしています。ヒステリー球の症状でお悩みの方も、あなたの「声なき声」を、私たちは大切に受け止めます。



梅核気・ヒステリー球・咽喉頭神経症で悩んでいる方のお役に立ちたいです。





Aさんからの感想





今までできなかった仕事が少しずつ出来るようになっていきました。

行く度に色々お話を色々お話を聞いて下さり、とても楽しく施術をうけられました。

外に出る度に飲んでいた薬も飲む頻度が減りました。

ていねいに施術をし、話をきいてくれたありがとうございました。





ご丁寧なご感想をありがとうございます。

「今までできなかった仕事が少しずつ出来るようになった」とのお言葉、とても嬉しく拝見しました。外に出るたびに必要だったお薬の頻度が減ってきたというご報告も、心と体の回復を感じていただけている証ですね。

毎回の施術が、少しでもリラックスできる時間になっていたのなら何よりです。私にとっても、Aさまとお話しする時間はとても楽しく、学びのあるひとときでした。

これからも、お身体の状態やお気持ちに寄り添いながらサポートさせていただきますので、どうぞ無理なく、少しずつ進んでいきましょうね。

またお会いできるのを楽しみにしております。